公益財団法人 自然エネルギー財団(JREF)は、2012 年 3 月 9、10 日の二日間、シンポジウムを開催しました。海外からはアドナン・アミン国際再生可能エネルギー機関事務局長、グズニ・ヨハネソンアイスランド・エネルギー庁長官、オッドホーケン・ホールセター北欧ノードプール初代会長が参加し、日本からは横光克彦環境副大臣、孫正義JREF設立者兼会長、トーマス・コーベリエル理事長など、計 30 人あまりの内外の国際的な自然エネルギーの専門家らが一同に会しました。シンポジウムでは、世界的な動きとして自然エネルギーの普及が年々加速し、それに伴い投資も増加し続けていること、また欧州では、自然エネルギー主体のエネルギー供給が現実として語られ始めていること、途上国内での促進も急ピッチで進められていることなどの現状が報告されました。アジアでの自然エネルギー開発を促進していくアジア・スーパー・グリッド構想なども披露され、グローバルな視点、ローカルな視点、双方からの自然エネルギー促進の必要性が訴えられました。バーレーン王国大使館からはハリール・ハッサン駐日大使が出席しました。