バーレーン王国大使館

大使館ニュース

2012年11月30日(金): シリア人道支援会合

シリアの人道危機がますます深刻になっていることを受けて,国連関係機関はシリア国内及び周辺国に対する支援として,国連全加盟国に対して緊急に拠出を呼びかけるべくシリア人道支援会合を開き、バーレーン王国大使館からはハリール・ハッサン駐日大使が出席しました。本会合には,100を超える国及び国際機関などが参加し、国際機関からは,潘基文国連事務総長の他,エルアラビー・アラブ連盟事務総長,エイモス人道問題担当国連事務次長,グテーレス国連難民高等弁務官などが出席しました。その他,閣僚,高級実務者などが出席し、日本からは,鈴木シリア問題担当大使が出席しました。 会合においては,国連側の問題意識が参加各国により共有され,各国からは,悪化するシリア国内の特に医薬品や食料品などの不足や,周辺国に流出する難民の激増に対する危機感に対する言及が多く見られました。 主催国のクウェートを始め,湾岸諸国からは,それぞれ約300万ドルの援助が約束されました。