2016年9月25日、文化庁と、国際交流基金アジアセンター及び文化遺産国際協力コンソーシアムの共催によって、文化遺産国際協力コンソーシアム設立10周年記念セミナー・シンポジウム「文化遺産からつながる未来」が開催されました。
2011年には、バーレーンの文化遺産の保護・修復のため、文化遺産国際協力コンソーシアムの研究員らがバーレーンの文科省の要望によってバーレーンに派遣されており、カラート・ル・バーレーン考古遺跡、アラード・フォート、アアリ古墳群を始めとする古墳群及び墓地の現地調査が行われました。以降、同コンソーシアムとバーレーン王国は友好関係にあります。
当セミナーは、度重なる紛争や自然災害など、文化遺産の保護と活用に対する脅威が以前にも増して広がっている今日において、文化遺産に関する日本の国際協力は今後どうあるべきか、可能性と実現に向けた議論を深めるため、開催されました。バーレーン王国大使館からは、マハムード・アブドゥルアール一等書記官が出席しました。